『多人数交際』果たして婚活勝者と言えるのか？

お見合い後、プレ交際へと発展した場合は1週間以内に合ってデートをしていただくことと、毎週1回は直接（場合によってはオンラインデートも可能）お会い頂くことが推奨されています。

これは2か月間の『プレ交際』中に出来るだけ多くの回数、お会いすることでミスマッチを防ぎ、『真剣交際』への見極めをし易くするためです。

デートの回数を重ねることで、毎回お相手の違う部分が見えたり、結婚観についてのすり合わせも綿密に行うことが可能になってきます。

この時点でしっかりと合い、お話しができていないと『真剣交際』へ安心して進めなくなり、お相手のことがわからずお返事を待っているお相手に「優柔不断だ」と思われてしまい、お断りされるという事態となってしまいます。

デートで会うまでの時間も、ラインやメール、電話といった方法で活動いただく大変重要な期間となります。多人数と交際していると、どうしても何名かの方は疎遠となったり、連絡が少なくなったりと「自分に興味が無い」とお相手へ思わせてしまう状況となってしまう可能性があります。あまりお待たせしてしまうと「優柔不断」や「受け身」といった姿勢がお相手へ悪い印象を与え、結果【交際終了】に陥ります。

自身は『プレ交際』期間中、2日に一度連絡をとったり、1週間に1度会うことが可能な人数は何人までなのか、しっかりと考えて交際OKのお返事をしましょう。

最も怖いのは、お相手より【交際終了】が切り出されることです。

【交際終了】の原因の一つに「相手が優柔不断」「連絡がこない」「自分に興味が無いように思える」「このままでは3か月後に成婚できないかもしれない」といったことが挙げられます。

結婚相談所へご登録された方はほとんどの場合、早期成婚を望まれていらっしゃいます。そのため、確約の無いお相手のお返事をいつまでも待てないといったことがお断りをされる大きな要因となります。

それに伴い、相談所も3か月ルールに乗っ取って活動するように促していますので、それ相応の理由が無い限り、期間は伸ばしてくださいません。各相談所のカウンセラーは会員様が一番幸せになる為に、確約のない長期交際は認めないです。特に将来お子様をご希望されている女性であればなおのこと『待つのは時間の無駄』と判断し【交際終了】を打診されます。

3か月ルールは確実に守る気持ちで活動してくださいね。

あなたなら『プレ交際』は何名までなら2ヶ月で『真剣交際』への移行が判断できますか。

実際にデートで会える回数を考えてみてくださいね。

結婚相談所は会員様一人が活動しているのではありません。

会員様とカウンセラー、お相手の相談所様と一体となって活動しています。そのため、交際中のデートの報告は必要不可欠です。

デートの報告が詳細であればあるほど、お相手相談所へ当該会員様のアピールができ、グッと成婚の成功率は高くなります。

ただ、多人数交際となるとカウンセラーとしては非常に難しい状況です。その理由としては、アピールを行ってしまうと、お相手や相談所はそれなりに喜ばれます。その後、アピールされた側へ【交際終了】を申し込んだ際、お相手は喜ばれた分非常に落ち込まれてしまうということです。最悪の事態は退会や休会までに陥ってしまう場合もあります。

お相手にもお気持ちがございます。自身の会員様だけが良ければそれで良いとは思っていません。IBJへ入会されています会員様全員が、できる限りストレスが無く幸せな結婚をしていただきたいと願っています。

私たち、相談所は【相互扶助】の精神のもと活動させて頂いております。お相手へ自身の会員様のアピールをするということは「この方と成婚したい」というお気持ちが高いと確信できるからこそできることでございます。

お相手相談所へのアピールが【真剣交際】間際までできないとなると、お相手の熱量が分からずかなり危険な賭けに出ることとなってしまいます。これでは、相談所としての力を十分に発揮できず失敗してもおかしくはない状況となります。

成婚をしたいのであれば、カウンセラーへの報告と【真剣交際】へ進みたい方の見極め（順位付け）をできる限り早くされることをお薦め致します。